独身女性が『ひとりで生きていく幸せ』を見つけるヒント
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独身女性は寂しそうとか、生きづらそうとか、世間ではそんなイメージがあるようです。では結婚していたら、寂しくも生きづらくもないのでしょうか?…否、ですよね。独身だから寂しいわけでも、独身だから生きづらいわけでもありません。「幸せ」そのものの考え方を見なおせば、「ひとりで生きていく」ことが幸せだと実感できるようになります。
独身女性が幸せを見つけるヒント
独身でいると生きづらさを感じたり、肩身の狭い思いをしたりと、ありのままの自分でいられない感覚があるものです。
そうなってしまうのは、親の期待や周囲の目、独身だと損をする社会制度など、『ありのままでいさせてくれない環境』という物理的な原因もありますが、結局のところ『自分の価値感』が自分を苦しめる一番の要因です。
幸せの定義を見直す
「結婚=幸せ」という、世の中の大半の人の意識に埋め込まれたプログラム。このプログラムを破壊するのが容易ではない。と私は感じています。
そもそも、この幸せの定義は破綻している。
そもそも、「結婚=幸せ」なのではなく、生きていくための合理的な選択だっただけ。
そうやって結婚した夫婦の中で、関係性の中で幸せを見つけた夫婦がいたということです。
つまり「結婚=幸せ」は誰にでも当てはまる方程式ではないということ。
まずこの思考のロックを外さなければ、独身女性は生涯、幸せを見つけることができなくなってしまいます。
幸せとはなんでしょう?
これが一番難しい問いかもしれませんが、まずは一般論の思考から外れて、自分だけの幸せを探しましょう。
そして自分だけの幸せの定義を、しっかり自分の軸として持ちましょう。
独身女性がひとりで生きていく中で幸せを感じられるようになるのは、幸せの定義を見直すことからはじまります。
自分の魅力を再発見する
生きづらさを感じている人を見ていて、思うことがあります。
それは、「ありのままの自分を見失っている」ということ。
きっと「ありのままの自分」では生きづらかったからこそ、自分の心を押し殺し、自分より周囲を優先し、自分を変化させてきたのでしょう。社会の一員として生きていくうえでそれが必要だった。だから自らをプロデュースして、社会で成り立つ自分を作ってきたのだと思います。
でもその過程で、「ありのままの自分」をまるごと変えてしまっていませんか?
本来の自分は、決して手放してはいけない、自分のアイデンティティなのです。それを見失ってしまうと、前よりもっと生きづらくなってしまいます。
『自分の魅力の再発見』とは、ありのままの自分を取り戻すこと。
社会の中では馴染めない部分も、あなたの魅力のひとつです。
他人と比較せず自分らしく生きる
私たちは幼いころから、他人と比較されながら生きてきました。その比較の程度は人によるものの、自分を他人より劣っていると思いこむなど『比較』によって苦しんできた過去があります。
独身女性が独身であることを悲観的に捉えてしまう場合、『他人との比較』がひとつの要因です。
「結婚している友人」に対し「結婚できない自分」。
「誰もが結婚して当たり前」という空気も相まって、自分を劣っていると感じてしまうのです。
結婚して当たり前でもなければ、結婚しなければならないわけでもありません。
本来、結婚しなくても堂々と生きていていいのです。
誰に迷惑をかけるわけでもないのに、なぜ独身ではダメなのでしょうか。
自己成長を意識する
人が「幸せ」を求めるのは、根源的な欲求、あるいは生きる意味なのだと思います。
だから「幸せ」を定義し、幸せに向かってがんばるのです。
だけど「幸せ」の定義を間違うと、それによって苦しめられます。
それが結婚なら、独身でいるだけで苦しい。それがお金なら、お金がないだけで苦しい。というように。
「幸せ」は感覚や感情によるものです。
感情が満たされたとき、「幸せ」という感覚が生まれる。
お金を得ることも、「安心」という感情を満たすためのひとつの手段。お金に執着しすぎる場合、稼いでも稼いでも「安心」が満たされない、そもそものバランスを崩している状態です。
物理的なもので心を満たそうとするとき、それは外部のものによって左右されるということ。本来は、自分の内に確固たる「幸せ」を見つけなければなりません。
自己肯定感を高める方法
自分の内に見つける確固たる幸せ。その感覚を手にするために大切なのが、「自己肯定感」です。
生きづらさを感じている場合、自分で自分を否定して、認めることができないから満たされることがありません。
独身でいる自分、ありのままの自分を認め、受け入れることができると、今まで満たされないと思っていた感覚さえなくなり幸せを実感できるようになります。
自己肯定感の低い人は、性格的な特徴や幼少期から身につけた感覚が影響しています。
だから「自分を認めよう」としても、簡単にはいきません。でも意識して練習していけば、少しずつ自己肯定感を高めていくことができます。
自己肯定感を高める練習
自己肯定感を高めるためには、自分と向き合い、他者のサポートを受けることが大切です。もともと自己肯定感が低い人にとって、一番の問題は自分を肯定できないこと。自分で自分を認められるようになる過程では、まずあなたを認めてくれる他者の存在が必要です。
1.今の自分自身を理解する
今、現状の自分とはどんな自分でしょうか。どんな自分を否定してしまうのか、どんなことがあったときに自己評価を下げてしまったのか…。
認められる自分、認められない自分、好きな自分、嫌いな自分。好きなこと嫌なこと。思いつくままに書き出してみましょう。
2.ありのままの自分を理解する
今の自分の中にある、ありのままの自分。無理をしない、誰かに合わせない、他人を気にしないときの自分はどんな自分か。そのありのままの自分を知り、認め、受け入れることが自己肯定感を高めるうえで非常に大事です。
社会の中で生きていくうえで、ときに無理をしたり、他人に合わせたりしなければならないシーンも出てくるでしょう。それでも、それはありのままの自分がベースであるべきです。つまり演じていることを自覚するということ。ひとりになったら、いつでもありのままの自分に戻れるように。
3.心理的サポートを受けられる環境を見つける
自分を肯定できない人は、その一歩を踏み出すのが大変です。その過程では、誰かに十分認めてもらい、心を満たす体験を積み重ねることが大事です。
家族や友人、恋人でもいいですし、周囲の人で協力してくれそうな人がいない場合は、心理カウンセラーなどの専門家を頼りましょう。今はそうしたサービスが受けられる場所も増えてきましたので、第3者のサポートを受けることができるのです。
ただその場合も、最終目標は「自己肯定感を高める」ということを忘れずに。他者に認めてもらうことに依存してしまうと、結局のところ自己肯定感は高まりません。サポートを受けながら、自分で自分を認める体験を積み重ねていきましょう。
4.自分のやりたいことや好きなことをやる
自分を喜ばせることで自分を満たす。「好き」という感情を大事にしてあげる。そんな経験をすることも、自己肯定感を高める練習になります。
自分は好きでも、周囲の人の目が気になり好きと言えなかったこと。やりたくても生活や仕事を優先してできなかったこと。それをやらずに我慢ばかり強いているということは、自分を大切にしていないことになります。大切にされていない自分は、「大切に扱われる価値がない」と思うのも当然。好きなことをやらないことは、自己否定と同意でもあるのです。
思考のブロックを外して、好きなことをしてみましょう。それだけでも心は満たされていくかもしれません。
5.成功した経験を思い出したり成功体験を積み重ねる
自己肯定感を高める訓練として、よく言われているのが「成功体験を積み重ねる」ということ。それは小さなものでよくて、ひとつひとつの成功をちゃんと認めて、自分を褒めてあげることが大切です。
自己肯定感が低い人の場合、本当は成功していることもあるのに、それに目を向けられていない場合があります。それは、他者と比べてしまうからですね。
大きな成功をしている人と比べて、自分の成功はちっぽけで価値がないように見えてしまう。そうやって自己否定しているうちに、どんどん自己肯定感が低くなってしまうのです。
心理サポートを受ける場合も、「そんなこと褒めてもらっても」と悲観的に捉えてしまうと自己肯定感は高まりません。誰かに褒められたことを受け取り、小さな成功体験でも自分で褒める習慣をつけていくことで、徐々に自己肯定感を高めていくことができますよ!
生活環境を整える
独身女性が「ひとりで生きる」生活の基盤となる環境。おひとりさまが幸せを実感しながら生きていくためには、心地よい環境を整えることが大切です。
孤独を感じた時の充実した過ごし方
独身は孤独との戦い。そんなイメージがあったりもしますが、それも人によります。それに、結婚していても孤独を感じている人は多いですからね。
人は結局はひとり。独身でも結婚していても、ひとりの時間の過ごし方が上手な人ほど、幸福感も高いのではないかと思います。
そのためには、ありきたりですが没頭できる趣味を持つこと。さらにペットと暮らすことを考えるのもいいでしょう。猫と暮らすと、その自由気ままさにひとりで過ごすことの本質を教わっているような気分になりますよ!
家族や友人との関係を大切にする
ひとりだとどうしても感じてしまう「孤独」。とくに体調が悪いときなどは、誰かにそばに居てほしいと思ってしまうものです。
だからといって、結婚していればそれが叶うわけでもありません。
結婚生活では、家事全般を担っているのが女性。その女性が体調を崩したとき、お世話してくれる家族もいれば、体調など関係なく家事を要求してくる人もいます。結婚したからそれが得られるわけではなく、「相手による」というのが現実。
そんなときに助けてくれる人は、何も家族だけではありません。案外、友人のほうが気楽に頼めたり、快く引き受けてくれたりもします。
独身女性にとっては、日ごろの「孤独感」を埋めてくれるのも友人なのです。
老後もずっと続いていくような、気心の知れた友人を大切にしておきましょう。友人は、独身おひとりさまにとってなくてはならないものです。
自分の生活スタイルに合った環境を整える
今は仕事を中心にしている生活も、老後は生活自体が中心となっていきます。その「生活」を行う住まいを自分のスタイルに近づけていくことは、安心感と幸福感を満たすことに繋がります。
自分に合った道具を揃え、心が落ち着くインテリアを集め、好きなことをやり続けられる環境を整えること。外に行けば他人に合わせなければならなくても、自分の空間は誰にも侵されることのない自分だけのものです。そこにいるだけで幸せを実感できるような住環境を整えることもまた、独身女性が「ひとりで生きていく幸せ」を見つけるヒントになります。
「幸せ」を見なおして独身でも自分らしく生きよう!
私もかつては「結婚=幸せ」という定義を疑いもしませんでした。でも、ふと周囲を見ると、結婚しても幸せそうではない人たちがゴロゴロ。もちろん、幸せそうな人もいるけれど。
上手くいかない恋愛や、結婚を前提とした同棲などを経て、私が求めているのは精神的な幸せであって、それは結婚したからといって得られるものではないなと気づいたのです。もちろん、そんな相手に出会えれば別ですが。
「心を犠牲にしてまで生活のための結婚はしたくない」そう思いました。
だって、生活はひとりでも成り立つのですから。もちろん、独身女性のおひとりさまは苦労も多いですけどね。
それでも、私は自立して生きていきたい。誰に頼らなくても生きていける基盤があってこそ、恋愛も楽しめるのでは?と思うようになりました。
パートナーはいても居なくてもいい。大事にすべきは友人なのだと、気づいたのです。
あなたも自分だけの幸せの定義を見つけてください。