非正規。独身。40代おひとりさま女性に老後貯金は必要?
当記事はアフィリエイト広告を利用しています。
40代で独身となれば、『おひとりさま』としての老後を覚悟している人も多いはず。むろん私もそのひとりです。
となると気になるのが…『老後のお金』ですよね?
非正規雇用の人にとって、差し迫る老後は無視できない問題。でも、少ない給料と安定しない雇用の中で、老後の生活の分まで確保するのは難しい。そもそも、自分の老後、一体いくら貯金しておく必要があるのだろう?今回はそんな疑問にお答えしつつ、40代の非正規で働く独身女性に必要な老後資金の貯蓄の仕方、そもそもの「元手」の作り方を解説していきます。
非正規独身女性の老後貯金は必要?
非正規独身女性の老後貯金は必要か否か。これは、YESかNOかで答えるなら「YES」です。
その理由は、”非正規”という雇用形態の「賃金の低さ」があるから。また、非正規の場合は雇用期間が無期限ではなく、「退職金」もほとんど期待ができません。さらに、社会保険(厚生年金)が適用されない会社であれば、老後にもらえる年金も低くなります。
そんな非正規雇用の人にとって、老後貯金は生命線とも言えるでしょう。
非正規雇用の女性の老後生活に必要な貯金額とは
老後の生活に必要な貯金額は、以下の計算式で簡易的に試算することができます。
老後生活の貯金額 = ( 年金受給額※年間 - 生活費※年間 ) × 20年
大事なのは、年金受給額で生活費が賄えるかどうか。十分に賄えるなら、貯金は必要ないということになります。しかし非正規雇用で働いてきた独身女性の多くの場合、年金受給額より生活費が上回ることがほとんどです。その上回る分を老後の年数でかければ、老後に必要な貯金額が試算できます。
老後の年数も、あくまでも予測で試算するしかありません。日本人の平均寿命は87歳ですから、とりあえずは65歳から85歳の20年間で試算してみると良いでしょう。
40代未婚女性の年金受給額シミュレーション
年金受給額は、国民年金のみの加入だった場合、満額68,000円(月額・令和6年度4月より)。
ですが非正規雇用でも厚生年金への加入実績があれば、国民年金にプラスして受け取ることができます。
さらに私的年金などに加入していれば、公的年金とは別で受給されるので、人によっては、老後の生活費を賄えるだけの年金収入になるかもしれません。
貧困率が高い非正規独身女性の老後リスク
ひとり暮らしの高齢女性の貧困率が問題となりつつある昨今。その要因の大半を占めるのが、長年”非正規”で働いてきたことにあります。
また、夫婦であれば生活費を負担し合えるものの、独身の場合は1人分の年金で生活していかなければなりません。そして相対的に、男性よりも女性のほうが収入が少ない。そうしたことから、単身女性の老後の貧困率は44%にも上ります。
さきほどの試算では老後を20年と設定しましたが、今は人生100年時代。100歳まで生きたとしたら、老後貯金はさらに必要になる可能性があるのです。
非正規雇用女性の老後生活リスクを知ろう
現時点では、なかなか想像しづらい老後の生活。ひとりで生きていく老後には、なにが待っているのでしょうか。
老後年金と貧困リスク:独身女性の40代の現状とは
現在40歳~54歳の女性は、いわゆる『就職氷河期世代』です。私たちの世代は非正規雇用で働く人が多く、老後の貧困リスクが高いと言われています。
今、最も危惧しているのは、就職氷河期世代の老後だ。22年、大矢さんらは中高年単身女性2300人を対象に調査。40代では正規雇用が約半分しかおらず、3人に1人は年収200万円未満であることが分かった。(中略)「この世代が高齢期に入れば、生活に苦しむ単身者が今より増える」と懸念する。
引用:読売新聞オンライン
未婚女性の老後貯金不足がもたらす影響
老後の年金が少ない非正規雇用の未婚女性にとって、老後貯金が生命線。貯金不足が老後の貧困を招きます。
とはいえ、正規雇用で働く人よりそもそもの収入が少ないのが非正規雇用。昇給もほとんどなければ、ボーナスも退職金も期待できない。貯金不足が老後の貧困を招くと言われても、現状貯金する余裕がないのが非正規雇用の女性たちです。
それでも、刻一刻と迫る老後。老後貯金をしなければ、老後破綻が目に見えています。
年金支給額の少ない非正規独身女性の老後リスク
現在非正規雇用で働いている独身女性は、正社員と比べて給与が少ないのが現状です。それはつまり、厚生年金保険料も少ないということになります。
現時点では、できるだけ引かれる金額が少ないほうが助かりますよね?でもそれは同時に、老後の年金も少なくなることを意味します。
非正規雇用の独身女性の貧困リスクは、老後が始まる前から、もう始まっているのです。
非正規独身女性の貯金計画のポイント
非正規の独身女性の厳しい現実。それでも、がんばって働いてきた老後に、さらに苦労を強いられるなんて嫌ですよね?
そのためには、計画的に貯金をする必要があります。
老後生活を安心させるために必要な備えとは
今の生活にも、老後の生活にも、生活していくうえで欠かせないのが「衣・食・住」。このどれもに関わるのがお金です。
つまりお金の備えが第一。
さらに言うなら、「住環境」を整えておくことも、老後生活の安心の備えとなります。
持ち家と借家では、月々かかる費用が桁違い。さらに貸し渋りなどのリスクも考えると、安心して住み続けられる住まいの確保は、今のうちに考えておきたい問題です。
そうした貧困リスク以外には、健康リスクへの備えも重要なポイントとなるでしょう。
医療費は国の制度によって安心がある程度確保されてはいますが、体を害し身動きが取れなくなればなるほど、人の助けが必要になります。独身であれば、それに費用がかさむことも考えられるのです。
今は健康でも、体の不調は年齢と共に現れるもの。今からの健康維持が、老後の安心の備えとなります。
40代女性の貯金計画:将来を見据えた賢い選択
40代の独身女性は、将来も「ひとりで生きていく」ことを視野に入れて貯金計画を立てる必要があります。この先結婚してもしなくても、どちらでもひとりで自立して生きていける準備を整えましょう。
そのために、まずは老後に必要な貯金額を把握する必要があります。
ちなみに40代非正規雇用のわたしは、老後資金シミュレーションで必要額が3,000万円との試算でした。
これを老後までの20年間で貯蓄することを考えると、単純計算で年間150万円。月にして12万5千円貯金に回さなければならないことになります。
どう考えても、無理。ですよね。
では私のような女性は、もう老後破産を待つしかないのでしょうか…。
貯金不足を解消するための収入源と貯蓄方法
非正規雇用の独身女性は老後破産をただ待つだけ…。ということではありません。
単純な貯金だけでは難しい老後貯金も、NISAやiDeCoを活用すれば、貯金不足の解消も夢ではありません。
NISA(小額投資非課税制度)
NISAは投資の制度ですが、メリットは「利益が非課税になる」という点です。
投資と言うと、お金が減るリスクを不安に思う方も多いと思いますが、実は過去200年間で現金の価値は約13分の1に目減りし、株式は右肩上がりで値上がりし続けています。つまり現金で3,000万円貯金していても、20年後は今と同等の価値ではない可能性が高いということ。逆に株式などに投資していれば、現金を増やせる可能性のほうが高いのです。
そのための、比較的リスクの低い運用方法が「長期・分散・積立」。NISAの投資可能枠を使いながら、老後に向けて長期的に少しずつ、分散して積立していけば、利率のいい定期預金のように運用していくことができます。
月々5万円の投資でも、年利6%で運用できたとしたら20年後には2,000万円を超える資産に。現金の貯金では到底たどり着けない老後資金を築ければ、老後の安心が手に入ります。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoは、私的年金制度です。国民年金や厚生年金などの公的年金のほかに、自分で老後の年金収入を作ることができます。60歳まで払い出しできないので、老後にしか使うことのできないお金となり、老後の収入の支えとすることができます。
iDeCoの特徴は
- 掛け金を運用しながら積み立てる
- 拠出した金額を所得控除できる
- 運用益は非課税になる
などがあげられます。所得控除できるという点は、現在の税金対策にも役立ちますね!
ただ、加入時や運用時、給付時に一定の手数料がかかることや、お金に困っても60歳まで払い出しできないという点で、まずはNISA、お金に余裕があるならiDeCoを考えるのが非正規雇用の女性にはおすすめです。
貯金と投資のバランスも考慮する
投資で老後資金を増やそう!とは言っても、「確実に」増やせるとは限らないのが投資です。最悪の場合、元本を割り込むリスクも頭に入れておかなければなりません。
その対策としては、「運用するお金」と「貯金するお金」のどちらもバランスよく作っていくのが賢い選択。銀行預金ではお金はほとんど増えませんが、たとえ銀行が破綻しても<元本1,000万円+利息分>が保護されるというのは大きな特徴です。
確実に保護されるお金と、運用して増やしていくお金。どちらも上手に作れば、老後の安心が手に入ります。
老後資金を貯蓄するための”元手”を作ろう!
40代の非正規雇用の女性にとって、真剣に考えなければならない老後資金問題。ですが、老後までにすべてのお金を準備しなければならないわけではありません。
今は70歳くらいまで働いている人も多いですから、老後資金作りは老後も継続して行えば、そこまで焦る必要はないのです。
そうはいっても、40代の女性がゼロから老後資金を作ることを考えたら、最低でも月5万は老後資金の運用に回したいところ。なのに「その元手となるお金がない!」と言う人も多いのでは?実は私がそうでした。
ボーナスもない非正規雇用の状態では、老後のためのお金を十分に準備することができないのです。
資産運用のお金、老後貯金のお金…その元手がない人はどうしたらいいの?という問題に直面した私は、「収入を増やす」ことにしました。
まずは元手づくり!つまり副業です。
今は誰もが、収入の柱をいくつも持った方がいいと言われる時代です。
『会社員 + 副業 + 資産運用』など、どれかひとつがダメになっても生活していける基盤がいくつか必要なのです。正規雇用の人でさえ会社が潰れたら終わり。非正規の人ならなおさら!仕事を失うリスクが常にあるのですから、副業をしておくに越したことはありません。
老後資金の“元手”をつくる副業の選び方
今の収入を増やすための副業としては、大きく分けて2つの働き方があります。
- 時間単価制の働き方
- スキルを活かす働き方
時間単価制の働き方とは、例えばコンビニでバイトするなど時給制で雇われて働くことを言います。一方スキルを活かす働き方は、時間ではなくスキルを買ってもらうため、スキルが高いほど収入が増えていきます。
非正規雇用で働いている人にとって、時間単価制で副業するのは体力の切り売りですし、時間に限りがあるように、収入にも限りがあるのでおすすめできません。副業をもうひとつの収入の柱として確立するためには、スキルを活かす働き方をすべきです。
スキルを活かしスキルを上げて収入を増やす副業
すでに何かしらのスキルがある人は、そのスキルをどう売っていくかを考えると良いでしょう。
私はハンドメイドが趣味なので、ハンドメイド雑貨を作って販売し、収益を得ていたこともありました。パソコンが得意な人は、プログラミングやWEBデザインを副業にすることも、文章を書くのが得意な人はライターとして働くこともできます。
自分のスキルはなんなのか、そのスキルを活かして副業するにはどうすればいいのか、考え抜くことでいくらでも可能性を広げられる時代なのです。
ただ、収入につながりそうなスキルがない。という女性もいるでしょう。
そのような女性には、「スキルをつくる」ことをおすすめします。
そこでおすすめなのが、ブログアフィリエイト。これにはWEBスキルや文章スキル、マーケティングスキルが必要ですが、初心者でも身につけていけば収入の柱になり得ます。案件をもらって働くスタイルでもないので、自分のペースでじっくり取り組むことができるのも魅力です。
コツコツ続けて行けば、それが収入を生み出すブログになっていくので、老後も継続できる仕事としても役立つでしょう。
とはいえ、右も左も分からない場合、まずは学ぶ必要があります。私が学んだブログアフィリエイトの教科書『アンリミテッドアフィリエイト3.0』なら、最短距離で、稼げるブログの作り方が学べます。詳しくは以下のレビューページをご覧ください!
ひとりひとり、年金受給額は異なるので、詳しくはシミュレーターを活用して調べてみましょう。
公的年金シミュレーターで試算することができますよ!