老後の備え

老後資金をシミュレーション!独身女性の具体的な必要額

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独身女性の老後資金
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老後の生活を左右する「老後資金」。

いくら必要になるのか、調べたことはありますか?

まずは自分に必要な老後資金をシミュレーションして、老後破産のリスクに備えましょう!

 

独身女性の老後資金シミュレーションの意義とは

みなさんの頭の中にも刷り込まれているであろう「老後資金2,000万円」という数字。実はこれ、【夫が65歳以上、妻が60歳以上の夫婦のみの無職世帯】の想定であって、誰にでも当てはまるわけではありません。

 

2,000万円も必要ない人もいれば、もっと必要になる人もいます。

 

とくに独身女性は要注意。

日本は「世帯」で家計が判断されているので、基本的には夫婦単位の試算。

独身世帯は想定されていないのです。

 

独身女性が生涯おひとり様で生活していくとすれば、頼れるのは自分だけ。

 

老後資金をシミュレーションして備えておくことは、長寿大国日本で生きる独身女性に「必須」と言っても過言ではありません。

 

独身女性の老後資金の必要性を理解する

国民の老後を支えるのが「年金」なのですが、支えてくれるのは全部ではなく一部。絶対とは言えませんが、「年金」だけで暮らしていくのはかなり厳しいのが実情です。

 

そのため、贅沢をしないとしても、老後資金は準備する必要があります。

 

とくに、非正規雇用の独身女性は受給できる年金額も少ない!

支えてくれるパートナーも子供もいないとなれば、頼れるのは自分の貯金だけです。生涯現役として働くのもひとつの方法ですが、ずっと元気に働けるとも限りません。もちろん働き口も、徐々になくなっていくでしょう。

 

 

あまり悲観的に考えたくないですが、老後に関しては楽観視は危険です。

必要性を理解し、老後に備えるのが得策です。

 

独身女性に老後資金の準備が必要な理由

老後資金の準備が必要な理由は、ひと言で言えば「年金だけでは生活が厳しいから」です。

 

ちなみに私個人の場合で言うと、65歳以降にもらえる年金受給額は年間93万円という試算でした。

現在44歳で、国民年金の未納額はなく、厚生年金を支払っていた時期が9年ほどある状態です。

 

年金受給額は月平均にして77,500円。

 

平成26年の全国単身世帯収支実態調査によると、単身世帯の女性の平均支出額は167,426円とのことですので、単純に計算すると、毎月89,926円の赤字です。

 

老後30年と考えると、約3200万円足りないという計算になりますね。

どう考えても年金だけで生きていくことはできません。

老後資金の準備が絶対的に必要です。

 

老後資金シミュレーションの方法と具体的な手順

老後資金のシミュレーションは、受給できる年金額と生活費からざっくり計算できます。

とはいえ、それは今現在で考えたシミュレーション。今後の収支やNISA、iDeCoなどの活用状況、社会情勢によっても変わっていきます。

 

具体的なシミュレーションをしておくことで、より正確な老後資金を把握することができるでしょう。

 

老後資金計画の基本的な考え方

老後資金計画の基本は、まず老後の収入と支出を把握することです。

 

老後の収入源は、主に年金。

老齢年金以外に厚生年金がある場合は、少しだけ余裕があります。

 

また、人によっては65歳をすぎても働いて収入を得ている人もいますが、将来のことなのでわかりません。

 

まずは年金を基本に、将来の収入を把握してみるのが良いでしょう。

 

老後の受給額は厚生労働省の『公的年金シミュレーター』で試算することができますよ!

 

出典:厚生労働省 公的年金シミュレーター

 

年金定期便がお手元にあれば、QRコードを読み込んでパパッと試算してくれます。

 

NISAやiDeCoを活用した老後資金のシミュレーション方法

税制上の優遇措置が受けられるNISAやiDeCoは、老後資金の準備において心強い味方となってくれます。

 

どちらも「投資」であることを忘れてはなりませんが、働いて貯蓄するのにも限度がありますよね。

 

それに、現金の価値はどんどん目減りしているのに対し、株式投資は右肩上がりというのが実情。現金の貯蓄をしていても、20年後には今と同じ価値を保っていない可能性さえあるのです。

 

とくに今現在の貯蓄ペースで老後資金が足りない場合は、投資による運用を活用しない手はありません。

そして「投資」をするなら税制上のメリットがあるNISAやiDeCoを利用するのが得策です。

 

 

さて、NISAやiDeCoを活用した場合の老後資金のシミュレーションは、少し特殊です。

利回り以外に「福利」というものがあるので、単純計算はできません。

 

「投資」という性質上、運用収益がどれくらい得られるかは目安でしかないということも頭に入れておきましょう。

 

その特徴を踏まえ、ひとつの目安として以下をご覧ください。

 

経過年数 5年後 10年後 15年後 20年後
元本総額 300万円 600万円 900万円 1,200万円
年利3% 323万円 699万円 1,135万円 1,642万円
年利6% 349万円 819万円 1,454万円 2,310万円
年利9% 377万円 968万円 1,892万円 3,339万円

 

これは、毎月5万円を積み立て投資した場合のシミュレーションで、運用成果を補償するものではありません。

でも過去15年間、世界全体の代表的な株式に分散投資した場合の利回りは約6%。40歳から月々5万円を積み立て投資していたら、60歳のときには2,310万円が作れるというシミュレーションです。

 

元本は1,200万円ですから、2倍近い資産が運用によって作れることになります。

なんとなく、月々どれくらい積立していけばいいのか、イメージできたのではないでしょうか。

 

詳しい試算は、証券会社などのシミュレーションツールを活用してみるのがおすすめです!

 

独身女性の老後の生活費シミュレーションの重要性

老後の生活費は、人によって違います。

 

自分に想定される老後の生活費や、理想の老後に必要な費用を把握しておくことで、準備しなければならない具体的な老後資金が見えてきます。

 

独身女性の老後の生活費を正しく算出するためのポイント

生活に最低限必要なのは「衣・食・住」。

その中でもとくに「住まい」が持ち家か借家かで、老後の生活費が大きく変わります。

 

毎月家賃がかかる状態であれば、それだけで年金は消えてしまいますからね。

それに、老齢になるほど家を貸してもらえなくなるリスクも…。

 

そのため、老後の生活費を正しく算出するためには、自分の生活環境や状況を正しく把握する必要があります。

 

その上で、余裕のある暮らしをするための資金や、リスクに備えるための資金を算出してみましょう。

 

老後の生活費シミュレーションで考慮すべきリスク要因

今現在、なかなか想像できないのが老後の生活におけるリスクです。

その最も大きなものが、「健康」のリスクではないでしょうか。

 

人はどうしたって年を取るし、年齢と共に体は衰えていきます。

病気やケガのリスクも増えていき、その治療代や入院費用など、想定外の出来事が起こるかもしれません。

 

また、持ち家でも修繕費用が必要だったりもします。

 

今の生活を続けて行ったときに何が起こる可能性があるのか、リスクにも目を向けてシミュレーションしておくと安心です。

 

独身女性に必要な生活費の算出方法

誰もがきっと、今の生活レベルを維持していきたいと考えているはずです。

 

つまりまず把握すべきは、今の生活費です。

衣食住に加え、娯楽費や交際費、車があるなら車の維持費用や、家具家電の買い替えなど、定期的な出費も考慮しましょう。

 

その上で独身女性特有の生活費を考えてみると、以下の内容が挙げられます。

 

  • 女性特有の病気による通院費用
  • 美容維持のための費用
  • 有料老人ホームへの入居費用
  • 友人との交際費用
  • 衣服などファッションの費用

 

 

祖母や母を見ていて思いますが、いくつになっても女性は女性。

男性よりも見た目にこだわっていたい女性は多いです。

 

それに独身であれば、友人などとの人付き合いが、孤独感を埋める唯一の方法となります。そのときには着飾ってお出かけを楽しみたいものですよね。

 

また独身だと、いつまでもひとりで暮らしていくのは不安です。

私も考えていますが、老後は有料老人ホームなどに入れれば安心感が高まります。

 

そうした独身女性特有の生活費を考えて準備しておけば、余生を安心して暮らしていけるでしょう。

 

老後資金シミュレーションツールの活用方法

若いうちは、なかなか老後のライフプランを具体的には描けません。

社会情勢も公的な補償も変わりますので、定期的に見直すものだと言われています。

 

そのために活用したのが、老後資金シミュレーションツール。

無料で使えるものが多いので、活用しない手はありません。

 

ざっくり老後資金を予測したいという人にもおすすめです。

 

無料で使える老後資金シミュレーションツール3選

老後資金シミュレーションツールは、さまざまな企業や団体が無料で提供しています。

簡易的なものから、かなり詳しいものまでさまざまです。

 

その中から、ここでは3つをご紹介します。

1.はじめてのシミュレーションにサクッと!きほんシミュレーション

全国銀行協会 ライフプランシミュレーション

出典:一般社団法人 全国銀行協会

 

全国銀行協会が提供するライフプランシミュレーションには、『きほんシミュレーション』と『くわしくシミュレーション』の2つのバージョンがあります。

 

『きほんシミュレーション』では、年金受給額なども調べる必要がなく、さくっと答えられる範囲の質問事項のみ。「とりあえずざっくり知りたい」という人におすすめです。

 

もっと詳しく知りたいと思ったら『くわしくシミュレーション』も試してみると良いでしょう。

 

2.収支をもとに試算!『JAバンク』の老後資金シミュレーション

JAバンク老後資金シミュレーション

出典:JAバンク 老後資金シミュレーション

 

JAバンクの老後資金シミュレーションでは、収入と支出をある程度自分で把握してから利用すると良いでしょう。そうすることで、将来必要な資金額をある程度近い形で予測してくれます。

 

また、JAバンクのシミュレーションは種類が豊富で、積立計画やローン返済、ライフプラン全体の試算もできます。

 

3.老後資金を詳しく試算!『知るぽると』のライフプランシミュレーション

知るぽると ライフプランシミュレーション

出典:知るぽると 金融広報中央委員会

 

『知るぽると』のライフプランシミュレーションは、詳細な質問事項があるのが特徴です。

 

自分では把握しきれていない生活費などの項目には『参考値』が掲載されているので、詳細とはいえサクサク質問に回答することができます。この機会に、自分の生活収支を把握してみるのもいいかもしれません。

 

独身女性向けの老後資金シミュレーションツールの活用法

老後資金のシミュレーションをしてみると、結果におどろく人もいるかもしれません。

 

私も3,200万という結果が出たときには・・・絶句しました。

途方に暮れるとは、まさにこのことだと。

 

でも、知っておいてよかった!というのが正直な気持ちです。

老後まで時間があるのですから、「準備すればいい」と気持ちを切り替えました!

 

独身女性の場合、シミュレーションで出た老後資金をひとりで準備する必要がありますよね。

 

自分の必要額がわかったら、まずは次の3点を把握してみましょう。

  1. 老後までの期間を把握
  2. 年間、または月々どれくらい老後資金にまわさなければならないのかを把握
  3. 老後資金にまわせる余裕があるのかを把握

 

現在の収入から、老後資金にまわせる貯金額を捻出できるなら、さっそく貯金を開始しましょう。

NISAなどを活用しながら、資産を運用するのもおすすめです。

 

ただし今現在、老後資金にまわせる余裕がない場合、そのお金を作る方法を考えなければなりません

となると、副業を検討してみるのがいいでしょう。

 

私はそのために警備員バイトをしていたこともありますが、今は『ブログアフィリエイト』に切り替えました。

 

老後資金はコンスタントに作って行かなければならないため、無理なくできるものがおすすめです。

 

老後資金をシミュレーションして老後の準備を始めよう!

収入が不安定な私にとって、老後資金は本当に頭の痛い問題。でも、シミュレーション結果が出たからにはもう、やるしかありません!

老後に贅沢したいとは思っていませんが、カツカツの生活はしたくないですからね。

 

 

今ならあなたも間に合います。

老後資金をシミュレーションしたらやれるだけのことはやって、セカンドライフを謳歌しましょう!

 

 

ちなみに私のおすすめの副業『ブログアフィリエイト』のやり方についてはこちらでご紹介しています。

下の画像をクリックしてご覧ください!

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